先日公開した Kaku の「イメージマネージャ」のデザインですが、特に、画像の一覧に NSTableView をまんま使っていることで、表示領域を無駄にしており、我ながら「アレ」かな、とは思っています。
ただ、それを改善するには、いまの僕の知識から考えると、膨大な勉強時間が必要で、そのために公開を遅らせたくない、という判断でしたが、一方で、他の優秀な人が、便利なライブラリを公開してくれるんじゃないか という期待も、実はあったのです。
そして、ちょうど最近、そんな 画像一覧表示に使えそうなライブラリ を二つ見つけたので、ご紹介したいと思います。
まだ「使ってみたいな」と狙っている段階ですので、本当に紹介だけですが、悪しからず(おい)。実際に使うことになれば、また改めて記事を書くかもしれません。
THCanvasView
- ライセンス
- 修正 BSD(※英語の「BSD style」 の解釈に自信がない。「BSD 形式 」? それとも「BSD 風 」? ご使用の際は、念のため、ご自分で確認してみてください)
- 関連ページ
- THCanvasView 1.0.1 and PhotoStacks Sample App — Theocacao
THCanvasView は、当初は「Finder 風のアイコンビュー」として紹介されていたのですが、ものの三日でアップデートされ、僕が求めていた 画像一覧用ビューとしても使える よ、ということをアピールしたデモアプリが新たに同伴されました。
「Finder 風」と言うだけあって、ドロップシャドウ付きのファイル名表示 や、ドラッグで項目を選択するときの表示、アイコンの表示サイズの変更、画像ファイルのプレビュー表示(これを使って、画像一覧風にできる)など、Finder の動作の多くが再現されています。
iMedia Browser
- ライセンス
- 修正 BSD(※注意同上)
- 関連ページ
- The Karelia iMedia Browser | Karelia Software
iMedia Browser は、MarsEdit のアバウト画面でクレジットされており、それで知ったのですが、当時もソースは公開されていたものの、取得するにはメールで連絡しなくてはならないようになっており、面倒なので敬遠していました。しかし、最近になって、Google Code による通常の公開に移ったようです。
iMedia Browser は、THCanvasView とはまったく別に、i アプリケーションのメディアブラウザを再現する という目的で作られており、自分のアプリに追加できるフレームワーク以外に、単体のフリーウェアとしても公開されています(これはこれで、i アプリケーションとの連携機能がないアプリを使っている人には便利かも)。ちなみに、日本語化されています。
MarsEdit の画像挿入・アップロード支援機能は、これをカスタマイズして使っているものと思われます。
“THCanvasView・iMedia Browser” への2件のフィードバック
画像の管理にもデザインが欲しいと思ってました。 ”THCanvasView”かっこいいですねー。
思い切って、Kakuをスキン対応にしたらどうでしょう(笑)
スキン対応ですか! うぅ僕の技術力…(涙)
むしろ、より Mac ソフトらしい(?)デザインを目指していく方が、なんとかやれそうですし、課題であるような気もします。