Objective-J/Cappuccino

Keynote.app にそっくりなインターフェースを持つウェブアプリ 280 Slides は昨日、「ふーん、すごいねえ。リアル(?)だねえ!」くらいのノリで触っていたのですが、その内部はもっとすごいことになっていた、と。

これを読んで始めは褒め言葉のつもりで、世の中にはアホな人がいるもんだなあ と思っていたのですが、冷静に見てみると、微妙になってきたかも… すごいのは確かだし、どんなふうになっているのかぜひ見てみたいですが…

記事のコメント欄では、ちょっとした JavaScript vs. Objective-C の戦争…ではなく、どちらかというと Objective-C が一方的にボコられており、

  • 普通の JavaScript + JavaScript ライブラリ でいいんじゃない?
  • JavaScript の方が楽。Objective-C はめんどい。なんで Objective-J でわざわざめんどいことをしなくてはならないのか?

というような意見が多くて、僕としては切ないところ。…いや、Objective-C/Cocoa の開発者からすれば、JavaScript をあまり意識せずにウェブアプリ(?)が作れるのは楽だろうし、下手したらこれまでのコード資産も生かせるかもしれないわけで、メリットはあると思うのですが(メリットを受ける対象が狭すぎか?)。

…が、さらに一歩離れて見ると、(世の中の流れには反しているかもしれませんが)やはりそもそも、ブラウザ上でやろうとしていることに、個人的には抵抗を感じてしまいます。

これは意地悪な例ですが:

こうならないようにすることは、これから改善すればいい、ということではなく、義務/最初からそうなっているべき ではないでしょうか。たとえ努力すれば改善するとしても、何のために…?

もっと、作る方も簡単で、使う人にも負担が少ない方法があるんじゃないか、といつも思ってしまいます。

話は変わりますが、最近、凝った UI を気軽に実現するためか、WebView +(HTML, CSS, JavaScript)をインターフェースに取り込んでいるアプリが多いと思います。先日の Versions の Timeline 表示しかり、Times のメインウィンドウしかり。

Ajaxian » An interview with 280 North on Objective-J and CappuccinoSci-Fi Hi-Fi: Weblog

The next thing that would be interesting to see: some Obj-J/Obj-C bridge code, which could make for a very slick way of doing CSS-based UIs for desktop Cocoa apps.

そういった UI を Objecive-C/Cocoa のコードと連携させるところを想像すると、(メンテナンス性なども含めて)やっかいそうだし、少し抵抗を感じるのですが、Objective-J/Cappuccino をうまく使って、そうした UI をもっと(Objective-C/Cocoa の開発者にとって)分かりやすく作れるようになれば、いいかもしれません。Objective-J/Cappuccino が目指しているものと比べると、えらくマイナーな目標かもしれませんが。(ちょっと違うけど、こういうの もありますね)

…とはいえ、280 Slides を見る限り、(とりわけ Mac ユーザーにとって)とても安心感のある Web アプリを実現する能力があることは間違いないので、頑張ってほしいところです。

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