Windows Live Editor × WordPress 2.2 続報


先日、リンクしていただいていた せれ さんの サイト で、Windows Live Editor に関する 記事 をぼーっ、と眺めていたら……

カテゴリー追加機能、WordPress 及び TypePad でのページ編集機能 とあります。

皆さんはご存知でしたか? 僕はあれだけ長々と ベタ褒め したにも関わらず、まったく気付いていませんでした。XML-RPC によるカテゴリーの設定や WordPress ページの更新は、前述の記事で書いたスラッグへの対応と同じく、WordPress 2.2 から 採用 されたもので、よく考えれば、スラッグの変更に対応しているなら、これらの機能に対応しているのも当然のことでした。

これはもう、Window Live Editor 1本あれば、WordPress の管理画面をほとんど見ずに、さくさくコンテンツを追加できる 、ということであり、WordPress をお使いの Windows ユーザー には、改めてお勧めせざるを得ません。

念のため、実際にこれらの機能を確認してみると…

カテゴリーの設定機能

Windows Live Editor からカテゴリーを設定できます。サブカテゴリーにするのも簡単。

ページの編集機能

新しいページを作成するためのメニューは、こんなところに。

ウィンドウ下部の、記事のオプションを設定する部分も、ページ用のものに変わります。親ページの指定など、細かい設定もできます。

以前の記事 でも少し触れていますが、WordPress 2.2 公開のわずか半月後に、その新 API に対応したということで、それにしても早いな、と思っていたら、Windows Live Editor Beta 2(最新版)からはどうも、(独自に拡張されたものを含め)ブログシステムの XML-RPC API に合わせて UI を変化させられるような システム があるらしく、その力を如何なく発揮しているようです。開発中の ecto 3 のプラグインシステムも、これと似たようなところを目指しているのではないでしょうか。

TypePad の「ページ」とは?

冒頭で「WordPress 及び TypePad のページ編集機能」と書きましたが、「TypePad にページ機能なんてあったっけ?」と思ったので、XML-RPC API の側から調べてみることにしました。すると…

ご覧のように、少なくともメソッド名に関しては WordPress 2.2 で採用されたのと同じものを使っている ということが分かります。この業界の構造がよく分からん…。

しかしもし TypePad が、ページ機能に関してまったく別の API を採用したら、ややこしいことこの上ないので、これが最低限統一されていることは、ありがたいことです。Movable Type 4 のページ機能に関しても、この方向で行くと考えていいのかな…?

ちなみに、同様のテストをしてみたところ、TypePad 日本語版では、まだページ機能に XML-RPC でアクセスできない(あるいは機能自体ない?…そこまで調べていませんが)ようです。


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