市場に出る製品のプログラミングとはどんなものなのか、こういう仕事に興味がある若い人はとても知りたいのではないかと思います。少しずつ紹介していければと思います。そういう若い人がきっといることを願って。。。
販売が終了した egword・egbridge の元開発者、廣瀬さんによるブログ記事。
先日から、このニュースに関連して、僕が思ったことを書いてみようと思っていたのですが、結局まとまりませんでした…(汗) 僕が言いたかったのは、Mac ソフト市場全体としては、(たぶん)いま、とてもポジティブな空気が流れている よ、ということです。
このニュースへの反応を拝見していると、修飾語なしに「これから Mac プラットフォームは衰退していくのかなぁ…」というようなことを書かれている方が何人かいらして、ちょっと心配になってきます。その文章の先頭にはたぶん、「(日本では)」が付いているんだろうと思いますが、もしそうであれば、そういう恐れもあるのかな、と思います。
しかし、もし Mac プラットフォーム全体のことを言われているのであれば、ちょっと違う気がする、というか、むしろ僕は 2008 年からが黄金期ではないか と思っています。
- Leopard の普及率が上がって、Objective-C や Cocoa Framework の新機能を使いやすくなる
- iPhone SDK が公開されて、Mac(系)開発者の裾野が広がる
と、個人的にはこれだけでもわくわくするのですが、先日 MacHeist bundle を購入された方などは、海外でどれだけ、技術的にもデザイン的にも優れた カッコいい Mac ソフトが出てきているか、少しかいま見ることが出来たのではないかと思います。
また、今年の始めに公開された こちらの記事(というか、これがこの記事の元ネタ的存在なのですが)の結論は、廣瀬さんが別の記事で書かれていた、「iPod の売り上げが Mac の売り上げに結びつかない」という日本の状況とは、まさに対照的。
…というわけで、本日は、以下のためになるリンクでまとめさせていただきたいと思います。
※ ところで、「日本では」とか「但し日本は除く」は、Mac に限らず、恐らく今後数年間は、それこそ「に」と「た」で一発変換できる設定にしておかなければいけないぐらいの、基本的なキーワードになるのではないか、と(勝手に)思っています。
そこで出来るだけ「日本なんか知らん」「海外なんか知らん」(おい…笑)のどちらも言わずに何かをしていくのが、若者の使命のひとつなのかもしれませんね。
中途半端に長くなってしまいましたが、廣瀬さんのブログの更新、楽しみです。