先日 AppleScript Studio ML を眺めていたら、Leopard で AppleScript Studio のデバッグ機能がちゃんと動いた!という投稿がありました。
AStudio Debugging! — AppleScript Studio ML:
I installed Leopard last night on a secondary HD. A quick test appears to confirm that honest-to-goodness, working debugging is present in 10.5. I was able to step through a few lines of code with success.
Can anyone else share their experiences with debugging in Leopard?
そんなわけねーだろ! と思って(どんな状況だ)試してみたら、やっぱりブレークポイントを素通りしてしまう。「ほらね!」…と思ったら、デバッガを起動するのが久しぶりすぎて、ビルド構成を「Debug」に変更するのを忘れてた。そして、ビルド構成を変更したら、本当にちゃんと動きました。
…いや、以前 書いた 通り、ソースのエンコーディングを「欧米(Mac OS Roman)」にしておけば、Tiger 以前でもデバッガがちゃんと動かない、なんてことはあり得ないはずなのですが、その記事を書いた後、実はもうひとつ、AppleScript デバッガを機能不全に陥らせる、意味の分からないバグ、Interface Builder でツールバー関連のハンドラを有効にしておくと、ソースのエンコーディングが何であろうとデバッガがうまく機能しない(変なところで止まる) を発見してしまい、結局デバッガを使えない、という状況が続いてきたのです。
しかし、(まだ簡単に試してみただけですが)今回はどうやら、ツールバー関連のハンドラが有効でも、そのままでちゃんと動くようです:
僕は自分のアプリを古い OS 向けにビルドしようとしていつも失敗してしまう(設定が間違ってるだけか)ので、あまり軽率なことは言えませんが、少なくとも、AppleScript Studio をお使いで、自分のアプリは最近の OS にさえ対応すればいいという方には、デバッガの信頼度が高まった、ということで、これも Leopard を導入する理由のひとつになるかもしれません。