del.icio.us のデスクトップ・クライアント「 Cocoalicious (前開発者による紹介ページ)」の開発が再開されたようです。
開発者が、ご多忙の Buzz Andersen 氏から Richard Laing 氏に移り、バージョン 1.0b44 が 公開 されています。まずは簡単なバグフィックス・リリースで、内容は:
- API・新規アカウント登録用(これって重要なんですかね?)URL を最新のものに変更、キーチェーンが適切に更新されるようになった(以前、単純に API の URL を 設定し直し ただけではうまく動かず、もう動かないと思い込んでいた時期があったのですが、おそらくそういった混乱が解消されるのでしょう)。
- 環境設定パネルで、新規アカウント登録用 URL が変更できるようになった。
- Safari が起動していないときに、File → Post from Safari を選択したときの不具合を修正。
- 空白や
%
などを含む URL が入力されたときに発生する不具合への対応として、入力された URL を適切にエンコードするようになった。
…となっています。
ここ最近 MarsEdit をはじめとして、人気でありながら、開発が進んでいなかったソフトたちが、新たなスタートを切り始めていて、ちょっと楽しみですね。 これ もつくかな?(しつこい。笑)
del.icio.us の「バンドル」機能
ところで、久しぶりに del.icio.us API のページ を見たら、「バンドル(複数のタグをひとまとめで扱う)」操作用の API もあったんですね(昔からありましたっけ?)。
僕はこの「バンドル」機能はまったく使っていないのですが、WebnoteHappy のスマートフォルダ機能でまったく同じこと(先日の 記事 のスクリーンショット参照)をしています。しかし、 WebnoteHappy 側で作ったスマートフォルダは、ハードディスク・クラッシュなどが起これば消えてしまうし、ウェブブラウザからアクセスしたときには使えないので、これらもバンドルとして「あちら側」に置くことができれば、言うことないかもしれません。Luis 氏に お願い しそびれてしまいました。
Cocoalicious は今のところ「ピュア」del.icio.us クライアントですから、なおさら、このへんも実装していくべきでしょう。期待しています。