WWDC 2007 基調講演を観て(1)〜 Leopard・前編 〜

当日は、たまたま開演と同時に家に帰ってきてしまい、不本意ながら(?)Engadget をリロードしまくる羽目になりました。興味をお持ちの方はもう観たと思いますが、映像 が観られますので、もしまだの方はそちらを。

そして、これももう書くまでもありませんが、Leopard紹介ページ はまだ英語版しかありませんが、Safari 3 パブリックベータ に関しては、すでに 日本語のページ が上がっています。

聞くところによると、今回の基調講演が期待外れだったらしく、Apple が株価を下げたようですが、特に Leopard に関しては、確かに、前回「TOP SECRET」などととして隠しておくほど驚くような進化は感じられなかったものの、またコンピュータの使い方をじわじわと変えていきそうないい機能がたくさん増えたと思うので、実際に触るのが楽しみです。

今回発表されたことの詳細に関しては、上のリンクに譲るとして、個人的に気になったところを書いていきます。恐らくこのあと Quick Look、Time Machine、Spaces に関して、そして Safari 3 パブリックベータに関して書いて、三部作になると思います。

デスクトップと Finder の変更

メニューバー

Leopard では、メニューバーが半透明になるほか、それまで色のついていた Apple/Spotlight メニューが、他と同じ白黒で表示されるようです。

こうなった理由は、「ユーザーがデスクトップピクチャに設定しているであろう、お気に入りの写真をもっとよく見えるように」というようなことらしいですが、さらに、作業中常に視線を引きつける必要はないので、少し存在感を抑えるようにしたのかな、とも思います。

僕はこの、白黒になったメニューバーを見た瞬間、オリジナル がめちゃくちゃ進化して、現代に蘇ったみたい(関係ないけど、Safari 3 なら、ちゃんと日本語も斜体になっているはず)だな、と思いました。

Dock

奥行きの感じさせ方が Time Machine のデザインと連動している、ということ以外、デザインを改めた理由が思いつかなかったのですが、これまでより Dock の後ろにあるものが見えにくくなっている、というところがポイントなのかもしれません。

これまでは透明度も高くて、後ろにあるものがよく見えていたけど、よく考えれば、クリックしてもアクセスできないものがよく見える、というのは心理的にストレスだもんな、と思いました。

Stack

正直、これにはまだ、ピンときていません。普通に便利なんだろうし、UI も面白いけど、まあ「Dock にフォルダーを置くのがもっと便利になった」ぐらいかな、と。

また話がそれますが、「これをダウンロードフォルダにしてデスクトップを散らかさない」という使い方を挙げているけど、ダウンロードはそれぐらいでは便利にならんぞ、と。僕のようにデスクトップをあまり散らかしたくない人はとっくにダウンロードフォルダを変更しているだろうし、また僕のように、ダウンロードフォルダに何百個ものアイテムが含まれている場合は?…考えてしまいます。

僕は昔から、フォルダアクションやスマートフォルダを進化させて、「メールソフトのようなダウンロードフォルダ」を実現するソフトがあったらいいな、と思っています。基本は「ダウンロードした順」で表示(いまは、そのままではこれができない)されていて、「さっきのいらなかったな」と思えばばんばんゴミ箱送りに。必要に応じて、例えば「ディスクイメージ」だけをまとめて設定したフォルダに移動できる、とか。

4 thoughts on “WWDC 2007 基調講演を観て(1)〜 Leopard・前編 〜

  1. > WinであのUIは使いにくい

    僕も、Mac で「あやしい」ソフトを使いたくないのと同じように、Win ユーザーには使いにくいだろうなぁ、と思います。どちらかといえば、Apple による渾身の Win アプリが見てみたい :mrgreen:

    > 二つとも共存

    Safari というアプリ自体は共存 できそう ですが、コアの WebKit が置き換えられてしまうので、あまり意味はないかもしれません…

  2. ClearTypeのシカトは確かにびっくりしました。オオッ!!アンチエイリアスかかってんじゃんっ!! でもこれによって、古いWindowsマシンだと結構重たく感じたものです。デフォルトでああなっているのは、Windowsユーザーはうざったがれそうですね… UIに関しても、明らかにWindowsに挑戦してる気がします。自分はWinであのUIは使いにくいなと思いました。QuickTimeやiTunesも同様です。

    SafariのWinとMac版の表示状態ですが、あのFirefoxさえ微妙に違うので、やはりチェックはそれぞれやらないと怖いです。また作業量が… 涙

    IE6、確かに企業内多いですよね。APSの管理画面やCMSがIE6オンリーというのも多いです。やっぱり淘汰されるのは、だいぶ時間がかかりそうですね。あまり好きじゃないですが、IE7のほうがまだマシなので、早く置き換わって欲しいものです。 MacSafari3はまだ導入してないです…。二つとも共存できる環境にできますかねぇ。

  3. > どのような思惑があるのか

    ビジネス的には、iPhone アプリの開発をサポートするため、などの説が挙げられていて、なるほど、と思ったのですが、僕は「MacOS X の技術や文化を Win に輸出する」感じになっているところが面白いと思いました。

    Safari 3 for Win には、OS X 標準フォントの Lucida Grande やアンチエイリアスエンジン(Win の ClearType はシカト…)が内蔵されていたり、UI のデザインも無理矢理と言ってよいほど OS X のそれに合わせており、QuickTime や iTunes の Win 版とは気合いが違う、と思いました。

    > 面倒くさいの何事でもありません

    Windows 上でも Safari での表示状態を確認できるようになるとすれば、少しはいいことなのかな、と思いますが、また Mac 版 / Win 版 を区別しなくてはいけない事態になったら最悪ですね 🙁

    > IE6を消滅

    IE6 は企業内システムなどでひろく採用されている、という大きな壁がある、というようなことを聞いたことがあります(詳しくは知りませんが)。だって、まだあんなのを好きで使ってるなんて想像でき……(略) Safari の健闘を願うばかりです。

    ※ちなみに、Safari 3 をインストールすると、また WebKit 系のブラウザで Preview が乱れます。対策を施した不具合が直ったからのようです。

  4. こんばんわ。 個人的にはLeopardもそうですが、SafariのWindows版にびっくりしました。まさか出しちゃうとは…。これは本気でブラウザでシェアを獲得しようと本腰入れてきた感じですね。 iPodのように、ブラウザシェア = Macシェア とはならないと思い、どのような思惑があるのか、色々と考えてしまうのですが、Webの仕事をしている自分にとっては、面倒くさいの何事でもありません 笑 でも、それ以上に楽しみだったりするので、今回の動きは大歓迎です。IE6を消滅させる手助けになってくれるかもしれませんしね。

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